この三連休の何もしてなさがすごい! 2023
いや、書くことはあるんだけど、何も為していない。休みを無駄にしたな……という感覚が強くある。なんか疲れてずっと眠くて、多くの時間をソファで横になることに費やしてしまった。やりたいことたくさんあったのに。多分平日から睡眠の質が悪かったのが尾を引いている。来週はちゃんと運動して寝て健康に過ごしたい。
家族で祖父母の家へ行った。同じ市内なのでいつでも行けるっちゃ行けるんだけど。父の運転する車に乗り、パート明けの母を拾って目的地へ。
初任給から差っ引いてあった3万円を祖母に渡し、大げさな感謝をされた。自分の感覚としては、実家に入れている3万円がそのままスライドしたという形なのでなんとも複雑な気分ではある。一度手元を離れた3万円がどう使われようが知ったことではないというか、それで感謝されるの、返報性の原理的に気持ち悪いというか……。要約すると「べ、別におばあちゃんのために3万円上げたわけじゃないんだからねっ!」ということです。
よくわからん国道沿いのステーキ屋で夕食を取る。壁に「超新鮮炙り生レバー」のメニューが貼ってあったり、ピチピチのTシャツに金のネックレスつけてるタイプの男がホールスタッフをしていたりと迫力のある店だった。帰りしなに祖母が「あんまり美味しくなかったね」と口を尖らせていて爆笑してしまった。
祖父母を家に送り届ける前に、近くの商業施設で買い物。買った荷物を車に積むところで事件が起こる。車両後方のラゲッジスペースには父が海釣りで使う道具が入っているので、後部座席に荷物を積むことになった。2世帯の1週間分の食料品、しかも飲み物のダンボールとかもあって重さも量もあったんだけど、これを無理に積もうとして父が腰をいわした。この流れが最悪だった。
ラゲッジスペースは使えない、隣の車がいるのでスペースも大きく取れないという状態で、父は結構無理な体勢を取っていた。数個の軽めの荷物を積んでいる状態で既に苦しそうで、母が「生活(僕の名前だ)に替わってもらいなよ」と指摘するも、謎の意地を張って替わらず、結果ペットボトルを積み込む段階で本格的に腰をやる。大声で悪態つくわ、その後ずっと機嫌悪そうだわ、運転も荒っぽいわなんなら普通に自転車を轢きかけるわでかなり良くなかった。
そして何より悪いのが、父と同じことを自分も結構やりがちなことだ。周りとコミュニケーションを取らず、自分がやれると思った手段を黙って実行しようとするところと、それが上手くいかないと指摘されても意地になって引き下がらないところ。この人愚かだなあ……と思ったが、その所作は薄っすらと自分にも重なる部分があり、最悪だあと嫌な気分になったのでしたとさ。
嫌なこと2。
昼過ぎに起きて飯を食って人心地ついて、テレビを見ながらダラダラしていたら、母が雑談みたいな感じで「茅(飼っている猫)が縫い物にじゃれてきて、針どっか行っちゃったんだよね~」と話してくる。
以前にも同様の現場に立ち会った事がある。縫い物から伸びる糸にじゃれて、飲み込もうとするのだ。なんなら一度、糸の繋がった針ごと口に含んでいたことがあった。その時はすぐに引っ張ってやめさせたが、下手したら針まで飲み込んでいたかもしれない。こういうことがあるから針の扱いには気をつけてね、と母には言ってあったはずだが、母にはなぜか危機感がない。
茅が針を飲み込んだのではないか、と指摘するも「祝日だからかかりつけの動物病院開いてないよね、明日の夕方まで待たなきゃ」だの「そもそも飲んでない可能性もあるんじゃない?」だのといった発言が出てきて辟易とした。想像力が足りないというか……正常性バイアスが効きすぎているというか……。
病院に行って検査して何もなかったです だったらただの笑い話だが、内臓に針が刺さったら取り返しのつかないことになる。仮に針を飲んでいたとしたら腸まで行く前に処置をしなければならない。時間との勝負だ、と説き伏せ、祝日でも営業している動物病院を調べて電話をかけ、1時間もしないうちに診察室へ運び込んだ。
レントゲンを撮ってもらったところ、胃にしっかりと針が写っており、その場で開腹手術+入院が決定した。この段階でようやく母は状況を理解したのか、慌てふためいて獣医さんにあれこれ聞き出したり、茅に謝ったりしだした。遅い……! まじで遅い……!!
飲食店でトイレに中座するとき貴重品は席に残さないよねとか、料理中に荷物が届いたらガスコンロは消してから玄関へ行くよねとか、そういうレベルの当たり前のこととして、いたずらっ子の猫のいる部屋で裁縫道具をなおざりにしないよね、というのはあると思う。まともな想像力があれば絶対やらないだろ、と思っていたことを母が普通にしていたので、打ちのめされたのでしたとさ。この人愚かだなあ……。
病院の帰り、母が「このこと、父にどう説明しよう……言えないよね」的なことをこぼしていた。我が家の心理的安全性は最悪です。俺は良い家庭を築くぞ……カスの父親にはならないぞ……。
2時間もしないうちに動物病院から電話があり、無事手術を終えて茅も目を覚ましていると報せが入ったので、ひとまず安心はできた。茅は若くて元気があるのでぴんぴんしているが、これがもう老猫になっている上の子だったら……と想像するだけで気が重くなる。とにかく肝の冷える出来事だった。
閑話休題。ここからは普段の日記。
最近iPhoneのカメラの話ばっかりしてるけど、一眼レフもせっかくあるんだから活用したいよな~と思い始めた。大学一年生の頃に買ったcanonのeos kissX7と、18-55mmの広角レンズ、55-250mmの望遠レンズがある。単純に重いのと、レンズが2本あるせいで取り回しが悪いのと、撮影後のデータ取り込みやら現像やらが面倒でいつしか使わなくなっていた。
今調べたら18-135mmのちょうど便利な感じのレンズが15,000円しないくらいで売っていた。このレンズ一本にまとめちゃえば取り回し問題解決するんじゃないだろうか。最近は旅行でも車を使ったりしていて、荷物の量もそこまで気にしなくて良くなってきているし、本格的にカメラいじりおじさんとして活動を再開するのもありだなあという気持ちになってきた。
そして今調べてて気づいたんだけど、iPhoneのカメラすごすぎる。13mmから120mmまでカバーしてやがる。iPhoneでいいじゃん。